REPORT 現地レポート

第2戦 日本 69-83 韓国|#4宮里俊佑選手「自分から体を当てていくことの大切さが身に染みました」

2026年6月4日

 「FIBA U18 アジアカップ2026 東アジア地区予選」(以下、U18東アジア地区予選)は5チーム総当たりで対戦し、上位4チームが今年8月にインドで開催する「FIBA U18アジアカップ2026」への出場権が与えられます。
 本日の初戦でホンコン・チャイナが中国に敗れ、3連敗を喫したことで2連勝した中国と韓国がアジアカップの出場を決めました。男子U18日本代表チームも、本日の韓国に勝てば最初のミッションをクリアします。

 しかし、韓国は49%(32/65本)の高確率で次々とシュートを沈め、速攻から20点をマークし、本来であれば日本が見せなければならないスピード溢れるバスケで圧倒され、69-83で敗れて初黒星を喫しました。片峯聡太ヘッドコーチは、「ゲームの入りが少しソフトになってしまい、絶対にやられてはいけなかったトランジションでのイージー2ポイントを許し、そこがこの敗戦を象徴するようなゲームになってしまいました」と敗因を挙げます。

 キープレーヤーとして#5 Jihoon Yoon選手(12点)、#6 Jihoo Eom選手(23点)、『Player of the Game presented by RIZING ZEPHYR FUKUOKA』を受賞した#11 Jiwon Yoon選手(24点)を警戒し、その特徴は試合前に伝えていました。いずれも二桁得点を許し、「得意なプレーから入られ、手がつけられない状態になってしまったことが非常に悔いが残ります。しっかりマインドセットできなかったところにヘッドコーチとしての力の無さを感じているところです」と片峯ヘッドコーチも肩を落とす結果となりました。

 #15 白谷 柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高校 2年)は、「粘り強くシュートを打ち続けないといけなかったですし、もっとインサイドにアタックしてファウルをもらうプレーが必要でした」と、シュートが入らなかった時間帯を振り返ります。「前半から韓国がアグレッシブにきたことで、いろんな意味で圧倒されてしまいました。後半に切り替えられた部分もありましたが、そこが遅かったと思います。昨日とは全く違うゲーム展開になり、その変化に自分たちが適応するまでに時間がかかってしまいました」と反省点を挙げます。

 昨日はスターターとして、今日の韓国戦は#7 櫻井 照大選手(福岡大学附属大濠高校 3年)の控えポイントガードとして途中出場した#4 宮里 俊佑選手(琉球ゴールデンキングス U18)。「ゲームの流れを変えるような速いテンポやディフェンスを意識してコートに入りました」という言葉どおり、第2クォーター開始約3分に出番が来ると#16 中村 文哉選手(福岡大学附属大濠高校 3年)、#18 佐藤 翔真選手(県立黒沢尻工業高校 3年)へ連続でアシストを決め、23-23と同点に追いつきます。

「良い形で前半を終えることができましたが、後半にまた自分が出た時は消極的なプレーが目立ってしまい、そこでゲームを崩してしまった印象があります」と異なるパフォーマンスを反省します。しかし、約20分間出場した時間帯の得失点差は+1、ビハインドを背負った試合展開でプラスの活躍。昨年のFIBA U16アジアカップメンバーであり、今年は世界に挑むチャンスをつかむためにも、「韓国はしっかりペイントまで入ってきて、体を当てるプレーがすごく強かったですし、フィニッシュも上手でした。オープンショットも高確率で決めていて、あのようなチームがやっぱり強いんだと思いました。コンタクトを嫌がらず、自分から体を当てに行くことの大切さが身に染みました」と相手から学び、成長の糧とします。

 大会も折り返し、明日は大会休息日となります。これまでの試合の課題に向き合いながら英気を養い、週末の残る2試合に備えます。チケットはすべて完売しておりますが、ぜひ「JBA公式YouTube」のライブ配信にて、FIBA U18 アジアカップ2026の前哨戦となる今大会をお楽しみください。

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