第3戦 日本 109-76 チャイニーズ・タイペイ|#13本田蕗以選手「ディフェンスやリバウンドなどそれ以外のことでがんばれ」
2026年6月6日
「FIBA U18 アジアカップ2026 東アジア地区予選」(以下、U18東アジア地区予選)は残る2日。今年8月13日からインド・アーメダバードで開催される「FIBA U18アジアカップ2026」への出場権獲得へ向け、1勝1敗の男子U18日本代表チームは、初勝利を目指すチャイニーズ・タイペイと対戦。目標とする90点をクリアし、109-76で3勝目を挙げた日本がFIBA U18アジアカップ2026への切符を手にしました。
第1クォーターから3本の3ポイントシュートを決めた#15 白谷 柱誠ジャック選手(福岡大学附属大濠高校 2年)の活躍もあり、25-14と二桁リード。「前回の韓国戦は、チームとしても個人としても受け身な状態からスタートしてしまって、向こうのオフェンスに食らいつくような展開になってしまいました。今回は自分たちが最初からトランジションを出したり、アタックしたり、自分も思いっきりシュートを打っていったことで運良く入りました」と白谷選手だけではなく、全員が強気で攻めたことで得点を伸ばします。

チャイニーズ・タイペイも強気で攻めてくるチーム。「ディフェンスは前からタグアップして、強度高くバックコートにまず入ろうと約束しています。それが前半はタイムアウトも取って伝えていましたが、なかなか浸透しませんでした」と片峯 聡太ヘッドコーチは話し、もう一度、日本のベースに立ち返ります。しかし、修正できないまま二桁リードはあっという間になくなり、53-50と3点差に迫られて前半を終えます。
ハーフタイムに入り、「前半はやるべきディフェンスができていませんでした。選手たちのマインドをもう1回奮起させ、遂行したことで改善でき、失点が減らせた要因でした」と片峯ヘッドコーチはトランジションディフェンスを徹底させ、後半は引き離しにかかります。32点と大活躍だった白谷選手は「パスを散らすことでまわりが空くと指示があり、何回かダブルチームをされてターンオーバーした部分もありましたが、他の人がもっとフリーになる形ができ、そこを使っていくことを後半は意識していました」と切り替えます。
前半は無得点だった#13本田 蕗以選手(福岡大学附属大濠高校 3年)は、後半だけで23点と奮起します。前半のプレーを振り返り、「試合の最初から自分がやってやるという気持ちで臨みましたが、いつもは決められるようなシュートを落としてしまって、なかなか得点につながりませんでした。コーチから調子が悪いならば、ディフェンスやリバウンドなどそれ以外のことで頑張れと伝えてもらい、前半はそこを意識していました」とできることでチームに貢献します。「ハーフタイムで自分の中でもしっかり切り替えて、もう1回ここからやってやろうと気持ちを強く持ってやることができました。(後半)1本目のシュートタッチが良かったと感じたので、積極的にオフボールで動いてあいているところを見つけたり、シュートを狙ったりしました」と、最終的に23点につながる準備が功を奏しました。

試合後、コート上でのハドルで片峯ヘッドコーチは、「0点は誰しもがあると思うので、その時に献身的なところをより頑張れる選手になってほしい。リバウンドやルーズボール、チームトークなど自分から少しでも良くなっていく、良くしていけるような活路を見出せる選手になってほしい。シュートが入らないから、調子が悪いからもう貢献できないという選手は、それまでの価値になってしまう。今日の(本田)蕗以の姿を見て、後半はシュートが入ったが、その前のリバウンドやルーズボールに神経を尖らせてプレーしたことに対するプレゼントだったと思う。そういうところはみんなも大事にしてほしい」と伝えました。
全勝対決となった中国vs韓国は、92-80で中国が勝利。この結果により、今大会優勝チームの行方は、明日6月7日(日)の最終日にもつれ込みました。韓国は3勝1敗で全日程を終え、3連勝の中国に2勝1敗の日本が挑みます。もし、日本が勝てば3勝1敗で3チームがならび、対象チーム間において得失点差等の高いチームが初優勝を飾ります。日本が優勝するには、中国に17点差以上で勝利することが条件となります。
「一つのノルマだったFIBA U18アジアカップの出場権を獲得できたことは安心材料になります。しかし、中国戦までこのメンバーでしっかり戦っていき、もちろん勝ちを目指します。しっかりコンディションを調整して、ラスト1試合も頑張ります」と片峯ヘッドコーチは述べ、2m超え選手が揃う中国との最終戦に向かいます。
