REPORT 現地レポート

第1戦 日本 93-45 ホンコン・チャイナ|#6久我祐仁選手「チームメイトが見ているので恥ずかしいプレーはできないな」

2026年6月3日

 5チームで争う「FIBA U18 アジアカップ2026 東アジア地区予選」(以下、U18東アジア地区予選)は大会2日目。男子U18日本代表チームは初戦を迎え、ホンコン・チャイナを相手に93-45で圧倒し、白星スタートを切りました。

 初戦のテーマは「シンプルとソリッド」と片峯 聡太ヘッドコーチは明かします。
「簡単なことをまず徹底してやっていこう。ディフェンスリバウンドを取った後にドリブルを多くせず、ファストブレイクを出して簡単に得点を取る。そのためにはたくさん走らなければいけない。そういう簡単なプレーを積み上げていくこと。点差が開いたときに雑なプレーにならずソリッド(確実)に、丁寧に良い強度の中でプレーすること」を選手たちに伝え、ホンコン・チャイナ戦に向かいました。

 チームとして93点を挙げ、スピード溢れるバスケスタイルは及第点でしたが、試合内容については「60〜65点」と片峯ヘッドコーチは評価します。課題点として、「まだまだ集中力を欠く部分があり、そこは選抜チームだからこその難しさもあります。今日よりも明日、そつなくプレーできるようにマインドセットし、共通認識を高めて明日の韓国戦に臨みたいです」と一戦一戦成長していくことが大事です。

 今大会は『Player of the Game presented by RIZING ZEPHYR FUKUOKA』として、毎試合活躍した選手を表彰。日本vsホンコン・チャイナ戦は、会場となる福岡第一高校から選ばれた#6久我祐仁選手が受賞しました。
最初は「緊張もあった」という久我選手ですが、「チームメイトが見ているので恥ずかしいプレーはできないなと思い、しっかり力を入れました」
得意の3ポイントシュートを4本成功させ、22点はゲームハイ。得点だけではなく、「福岡第一の持久力は他の選手よりもあると思っているので、40分間走り続けるイメージで試合でも走り切ることができたと思います」とベンチからバトンをつなぎ、勝利に貢献しました。

 アメリカ留学中の#8越圭司選手(Concordia Lutheran School of Omaha)は今大会前にチームへ合流したばかりです。アメリカでの1年目は試合に出られないルールがあり、久しぶりにコートに立った越選手は「みんなが引っ張ってくれたので、自分の仕事をするだけでした」と役割に徹しながら楽しみます。昨年は男子U16日本代表として世界への切符を掴み、今回はひとつ上のカテゴリーの男子U18日本代表でプレーし、「今はトランジションバスケットが主となり、リバウンドを取ったら5秒で攻める目標があります」と速いバスケを体現します。

 90点の目標に達したこの試合でしたが、「ミスやもったいないプレーを修正しなければならないです。明日はもっと強く良いチームなので、今日のような軽いプレーをしてしまえば勝つことはできません。ミスなく速いバスケの展開に持っていけるようにしたいです」と越選手は続け、昨年のFIBA U16アジアカップでは対戦機会のなかった韓国戦に臨みます。

 片峯ヘッドコーチも韓国戦へ向け、「サイズは日本と変わらないですが、やっぱりフィジカルとタフさをが備わっているチームだと思います。しかし、日本の方が経験値やスキル面では全体的に高いと思うので、そこでしっかり勝てるようにしたいです。タフさでは絶対に負けないように戦っていきたいです」と相手の長所を上回って勝利を掴みにいきます。

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