REPORT 現地レポート

強化合宿レポート「自分がこれだけやれるんだぞというところを見せたい」福岡出身・栗本富美也選手

2026年5月21日

 福岡県開催が決まった「FIBA U18アジアカップ2026 東アジア地区予選」(以下東アジア地区予選)へ向け、男子U18日本代表チームは5月18日〜20日の期間、福岡市で選手選考を兼ねた強化合宿を実施。5チームが出場する東アジア地区予選の上位4チームが8月13日からインド・アーメダバードで開催される「FIBA U18アジアカップ 2026」へ出場します。さらに、6月27日からトルコ・イスタンブールにて「FIBA U17バスケットボール ワールドカップ2026」、8月23日から佐賀県で「第34回 日・韓・中ジュニア交流競技会」への出場は決まっていました。今合宿は男子U18日本代表と男子U17日本代表の2つの世代を合わせ、今後の活躍が期待される選手も選考しています。片峯聡太ヘッドコーチは、「この東アジア地区予選でどこまでできるかを試す機会として、またはじめて国際試合に臨む選手もおり、経験を積ませたい思いもあります」と新設された東アジア地区予選を活用します。

 福岡大学附属大濠高校2年の栗本富美也選手は「福岡出身なので、親や多くの知り合いがはじめて日本代表の姿を見に来られる機会です。自分がこれだけやれるんだぞというところを見せたい気持ちはあります」とモチベーション高く練習に取り組んでいました。昨年のFIBA U16アジアカップ2025へ出場し、世界への切符をつかんだ男子U16日本代表での経験を踏まえ、「大会を通して自信を得られたので、今年はもっと自分から積極的に行かなければいけないと思っています。(本田)蕗以や(白谷柱誠)ジャックは自チームの大濠でも活躍するエースが日本代表にもいますが、自分にもできることがあり、そこをもっと突き詰めていきたいです」と話す栗本選手は1年が経った今、シューターとしてポジション争いをしています。

 「パスが回ってきた時にしっかり決め切る役割を徹底したいです。ディフェンスも自分の長所だと思っているので、自分からエナジーを出してまわりを盛り上げていく働きも求められています。U18東アジア地区予選でもディフェンスと3ポイントが通用するか試したいです」と3&Dで地元開催のコートに立つチャンスをつかむべく、アピールしていました。

 マクミラン アレックス選手(沖縄県立沖縄水産高校3年)も1年で目覚ましい成長を見せる一人です。昨年の日・韓・中ジュニア交流競技会へ出場し、今春のドイツ遠征も経験しました。代表活動を積み重ねる中、「プレースタイルも少しずつ変わってきています。常に世界基準で考えながらバスケをするようになりました。国内ではインサイドでも通用しますが、世界は自分よりも大きな選手たちばかりなので外のプレーを意識しています」と成長を続けます。3つのポジションに分かれてスキルワークアウトを行う際、片峯ヘッドコーチはハンドラーに入るよう告げ、198cmのマクミラン選手を育てています。

 今春のドイツ遠征では「ハンドリングやシュート力、身体の強さが足りなかったです。でも、リバウンドは結構取れていたので、手応えを感じています」と話し、スロベニア戦とニュージーランド戦は7本、スウェーデン戦は9本を記録しました。プレーの幅を広げながら成長を見せるマクミラン選手は、「ドイツ遠征で出た課題をしっかり改善して、自分が思い切ってプレーできるようにがんばりたいですし、東アジア地区予選にも出場したいです」と意欲を見せます。

 男子アンダーカテゴリーにとって初の日本開催であり(女子は1998年に開催)、東アジア地区予選も新設大会です。FIBA U18アジアカップ2026への出場権獲得、優勝を目指すための選手選考に加え、「アンダーカテゴリーは将来性も見据えていくことが良い形だと僕は思っています。今現在や昨年の男子U16日本代表で良かったからといって、そのまま選ばれるかと言えばそうではなく、そこは競争しなければなりません。代表に入ることもあれば外れることもある。しかし、外れたとしても、また良くなっていれば吸い上げる。インアウトのシステムを日本全体で作って底上げしていきたいです」と片峯ヘッドコーチは考え、東アジア地区予選へ臨む12名を選考していきます。

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